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ユネスコ小渕恵三研究フェローシップ・プログラム
(2000-2008年)
日本政府は、故小渕恵三元総理大臣の信念であった「平和な新しい時代は、全ての人々の叡智を結集することにより築かれる」との考えに敬意を表し、その精神を若者の世代に受け継いでいくために、2000年、ユネスコと協力して開発途上国における人材育成の強化を支援することを決定しました。
ユネスコは、故小渕元総理大臣のこの理念を共有し、ユネスコ人的資源開発日本信託基金を活用して、「ユネスコ小渕恵三研究フェローシップ・プログラム」を設立、以来多くの研究者を支援してきています。
このフェローシップ・プログラムは、2001年に正式に発足しました。日本政府の貢献により、開発途上国、特に後発開発途上国(LDC)のユネスコ加盟国より応募のあった中から、毎年20名の研究者に対して奨学金が与えられます。奨学金の対象となる研究分野は、ユネスコの所掌する文化、教育、科学、社会科学、情報通信の5つの分野のうち、故小渕元総理大臣が重視した以下の開発分野における調査研究が中心となります。

1 環境(特に水科学)
2 文化間対話
3 情報通信技術(ICT)
4 紛争の平和的解決
なお、2001-2004年のフェローシップ・プログラムの成功を踏まえ、日本政府は2005年に研究者1名当たりの奨学金供与額を7,500米ドル から 10,000米ドルに増額することを決定しました。
プログラムの開始から今日までの間(2001-2008年)、このフェローシップ・プログラムは、合計160名(出身国82カ国)の研究者に対して、希望の海外研究実施先(52カ国)において各々の研究の推進を援助してきました。援助の合計金額は140万ドルに上ります。地域別、男女別、研究分野別の奨学金受給者人数及び割合は以下のとおりです。
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ユネスコ小渕恵三研究フェローシップ・プログラム(2001-2008)
地域別・男女別の内訳 |
|
地域
|
人数
|
%
|
男女別
|
奨学金供与額
|
%
|
|
男性
|
女性
|
|
アフリカ
|
34
|
21
|
27
|
7
|
307 500
|
22
|
|
中東
|
26
|
16
|
15
|
11
|
225 000
|
16
|
|
アジア・大洋州
|
35
|
23
|
19
|
16
|
297 500
|
21.5
|
|
ヨーロッパ
|
31
|
19
|
9
|
22
|
275 000
|
20 |
|
中南米
|
34
|
21
|
14
|
20
|
295 000
|
20,5 |
|
合計
|
160
|
100
|
84 (52%)
|
76 (48%)
|
1 400 000
|
100 |
研究分野別の内訳
| 年度 |
環 境
(特に水科学) |
異文化間対話 |
情報通信技術
(ICT) |
紛争の平和的可決 |
研究業績 |
|
2001 |
7 |
6 |
3 |
4 |
2001 |
|
2002 |
8 |
3 |
5 |
4 |
2002 |
|
2003 |
10 |
4 |
3 |
3 |
2003/4 |
|
2004 |
8 |
4 |
3 |
5 |
| 2005 |
8 |
5 |
3 |
4 |
2005/6 |
|
2006 |
9 |
6 |
4 |
1 |
| 2007 |
9 |
4 |
5 |
2 |
準備中 |
| 2008 |
7 |
4 |
4 |
5 |
- |
| 合計 |
66 |
36 |
30 |
28 |
160 |
| % |
41 |
23 |
19 |
18 |
100 |
研究員
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研究業績
2001年以来、ユネスコ小渕恵三研究フェローシップ・プログラムによる研究奨学金が160名の研究者に授与され、140名以上の研究者が研究を完了しています。
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